top of page
検索

児童相談所のかかわり

  • Re・スタートの会
  • 2月17日
  • 読了時間: 2分

警察に相談に行った際に、子供への暴力事件ということで、その場に区の児童相談所(以下児相)の担当者も同席していました。そして、「一度児相でもお子さんヘのカウンセリングを受けてみてください。」と言われました。

そこから息子と児相を訪問し、担当者による私へのヒアリング、児童心理司による息子へのカウンセリング、二度の家庭訪問を受けて夫との面談が数カ月にわたり行われました。夫は常に上から目線で、「児相なんてただの公務員だろ」と訪問してくる職員に電話口や対面で横柄な態度をとり続けました。

そしてここでもまた、児相の担当者から、「どうしてお母様はこれまでに離婚を考えなかったのですか?」と聞かれました。

息子は、児童心理司と二人きりのカウンセリングで、「パパのこと」を聞かれ、「勉強やサッカーに対する父親からのプレッシャーをとても感じている」ことを素直に伝えたようでした。親や学校の先生以外の初対面の大人に、「父親をどう思っているか」と聞かれて、しっかりと自分の思いを伝えた息子。

そして私へは、「今後夫から子供に暴力があった場合は、子供を連れてその場を離れるか、すぐに警察を呼ぶこと。夫や義母には通報を止める権利はなく、母親にはその権利があること。子供はこれから成長すると、もっと父親に反抗するようになる。なにか家庭内でもっと危険な事件が起こる前に、母親であるあなたが動くこと」とのアドバイスをされました。

そのうち夫は児相の担当者からの電話を無視して家庭訪問や面談を拒むようになり、最終的には書面で「息子が父親からのプレッシャーを強く感じていること。息子への圧力をかけないこと。今後またそのようなことがあれば、児相としてこれまでよりも強い手段に出ること。」が通知されました。

 
 

最新記事

モラハラに耐えられなくなったら、逃げる

長年の私への夫のモラハラが子供たちにまで向けられ始め、日々暴言や長時間の説教にさらされて感情を無くしていく息子。暴力事件で警察や児童相談所にお世話になり、それでも夫の態度はいっこうに改善せず、むしろどんどんエスカレートしていく。そんな生活をついに限界に感じ、「動こう」とやっ...

 
 
「共依存」から抜け出すことが大事

モラハラ被害者は、役所や警察、法的機関などの第三者に相談に来るとき、すでに心身ともに破壊され病んでしまっているケースも少なくありません。 なぜ、自身がここまでひどい状態になる前にどうにかできなかったのでしょうか。 これは、被害者が長い間自身のモラハラ被害に気づいていないこと...

 
 
モラハラ被害者の特徴

モラハラ加害者の特徴として、「被害者を見下して上下関係を作ることで、自分の自信のなさや劣等感を埋めている」と伝えてきました。 そして、モラハラを受けやすい被害者にも特徴があるので見ていきたいと思います。 ① 自己主張が苦手。強く言い返せない。 ② 素直で欲がない。...

 
 
bottom of page