モラハラの証拠集め
- Re・スタートの会
- 5月26日
- 読了時間: 2分
今後の離婚に向けて、証拠が何よりもあなたの助けになります。万が一夫にバレてしまったら怖いという気持ちをどうか乗り越えてください。自身の記憶は時間とともに曖昧になってしまうため、記録として残しておきましょう。
重要度が高いものから5つお伝えします。
① 録音データ
モラハラ夫の肉声の録音は、何よりも有力な証拠です。レコーダーは、手のひらサイズでポケットに入れておける小さなもの、ネックレスやキーホルダー型のものまでネットで手軽に購入できます。
夫の暴言や説教は、会話の前後の流れが分かるように、同じフレーズでも何度でも録音してください。それが日常的に繰り返されているという証拠になります。
夫から無視をされてしまう場合、録音はできないですが、その日時と期間やあなたがどう感じたかを日記として書いておきましょう。
② メールやラインのスクリーンショット
こちらも日時が表示され、相手の直筆の文面なのでとても有効な証拠です。あなたを脅したり傷つけるような内容のもの、執拗な着信履歴の画面を保存しておきましょう。
③ 身体の傷、壊された家具や物の写真
身体的な暴力を受けた場合は、日時の記録と傷や痣などあれば幹部の写真を撮っておきましょう。あなたの物をこわされたり、家の壁や家具を傷つけられたりした場合も被害の様子を写真に残しておきます。
④ 通院や相談の履歴
外的な傷や精神的な病で受診したら、診断書をもらったり通院の履歴を記録してください。問診の際にDVがあることを伝えましょう。警察や児相に相談に行ったら、日時と担当者を記録しておきます。公的機関の担当者は、定期的に異動してしまうため、当時誰と話をしたのか記しておきましょう。役所の女性相談に相談した場合も、DVを相談したという証明を出してもらえます。
⑤ 日記やメモ
日記は、本当のことを書いているのか分からないとされ、証拠としては正確性が問題視されがちです。ですが、日付や天気、無視されたことの記録などを断続的に書いておくと、自分が当時を思い出すためにとても役立ちます。
いざ別居後に、辛かった当時のことを思い出そうとしても、記憶がすっぽりと抜け落ちてしまっていることがよくあるからです。
以上、モラハラ夫に気づかれないように、ぜひ今のうちからできる限りの証拠を集めてください。